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Regard sur l'actualité

 パリ第2大学では、弁護士・司法官志望者向けコース(IEJ)のカリキュラムの一環として、毎週月曜日の夜に、タイトルに示したような統一テーマの連続講演会を開催しています。今週(11月26日)は、CNIL(個人情報保護に関する独立行政委員会)の委員長で、上院議員でもあるアレックス・チュルク(Alex TÜRK)氏の「監視社会」と題する講演が開催されたので、覗いて来ました。

 学生には出席が義務づけられているのかどうか不明ですが、公会堂のような大きさの教室に数百人の(例によって主として)女子学生が出席しておりました。
 講演内容そのものは、私の乏しいリスニング力に基づいて理解した限りでは、CNILが直面している課題を全体的に整理するという、「監視社会」というタイトルから期待されるものとは若干ちがったものですが、それなりに有益なものでした。個人的には、CNILは「スニール」ではなく、「クニール」と発音することが分かったのが収穫でした。フランス語の発音ルールからすれば当然クニールだと言われればその通りですが。

 今後も、ピエール・マゾー元憲法院院長やロベール・バダンテール元司法大臣など、業界の著名人の講演が予定されているようです。全体のスケジュールは、ちょっと探しづらいのですが、パリ第2大学ホームページ(トップページ)の「講演・コロック・セミナー」の欄で各回の講演会の告知が出ているときに、そこからのリンクをたどれば見られると思います。
 


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