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サンジェルマン・アン・レー

 このブログを始めたのは昨年の今頃だったかと思いますが、最近、閲覧数がちょうど2万を超え、多くの方にご覧頂いたことにお礼を申し上げます。既に存じ上げている方々以外にも多くの方にご覧いただいていることと思いますが、コメントやメール等でご感想、ご質問等をお気軽にお送り頂けると幸いです。

 さて、パリ近郊の観光地といえば、ヴェルサイユを別格としてフォンテーヌブローなどが有名ですが、しばらく前にサンジェルマン・アン・レー(Saint-Germain-en-Laye)というところに行ってきました。この町は市内から電車(RERのA線)で30分弱のところにあり、気軽に行くことができます。基本的には郊外の高級住宅地という趣ですが、フランス国王の居城の一つであったサンジェルマン・アン・レー城など、いくつか観光スポットがあります。とはいえ、半日もあれば十分見て回れるので、今回は昼食時に到着して、夕方までぶらぶら散策して来ました。
 昼頃到着して駅前のカフェで昼食後、とりあえず町をぶらぶらします。日曜日ということで、お昼過ぎまでマルシェが立っていました。また、商店もお昼過ぎまでは営業しており、小さな町(人口は4万ほど)ながら活気があり、良い雰囲気です。
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 高級住宅地という土地柄でしょうか、小さな町の割りに洋菓子屋が目立ったような気がします。
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 町の中心部には作曲家クロード・ドビュッシー(1862-1918)の生家があり、現在は1階が観光案内所、上階がドビュッシー博物館になっています。ただ、残念ながら今回は開館時間外で内部は見ることができませんでした。

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 一通りぶらぶらした後、いよいよサンジェルマン・アン・レー城へ。フランソワ1世により1539年から建設が始まったもので、1682年にルイ14世がヴェルサイユに居城を移すまで、歴代国王の居城として使われたそうです。現在は考古学博物館になっており、石器時代から8世紀ころまでの事物が展示されています。かなり充実した展示で、入場料4.5ユーロというのはお得な感じです。個人的には、ローマ時代のモザイクなどが印象的でした。
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 サンジェルマン・アン・レー城の脇には、大きな公園があります。この町は高台に位置しており、公園の端からはパリ方面を一望することができます(写真中央奥に見える高層ビル群は、パリの副都心であるラ・デファンス地区)。公園の横にあるパヴィヨン・アンリⅣは、名前の通りアンリ4世が生まれた館だそうで、現在はホテルになっています。レストランも入っており、眺望がよさそうです。メニューを見たところ、安くはないようですが、それほど高いわけでもないので、一度行って見る価値があるかもしれません。
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