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ご愛読ありがとうございました。

 といっても、今回が終わりではなく、もう少しお付き合いを頂きたいと思います。さて、このささやかなブログを始めて2年近くたちますが、今回で98件目の記事となり、また、約5万5000回もご訪問を頂き、大変感謝しております。そこで、今回はどの記事をよくご覧いただいたのか、振り返ってみたいと思います。閲覧回数の点では上位3件(特に上位2件)が圧倒的ですので、この3件を中心にもう一度ご紹介したいと思います。
 まず第3位は、「ジャパンエキスポ(JapanExpo)2008」(2008年7月6日)でした。これはパリ郊外で毎年開かれている日本のポップカルチャー紹介イベントで、近年は大変多くの観客を集め、フランス内でも有名になりつつあります。実際に出かけてご報告した2008年のイベントは13万5000人の入場者があったそうですが、2009年は16万4000人(いずれも4日間)もの入場者を記録したということです。2009年は個人的には見に行っていませんが、開催予定を紹介したジャパンエキスポ2009も多くの閲覧をいただきました。
 また、フランスで日本はどのように見られているのかという同様のテーマには、関心が大変高いようで、公共放送フランス2で放送された日本特集番組を紹介した回(「テレビの日本特集番組」(2008年7月12日)も多くの方にご覧いただきました。そこでリンクした当該番組のサイトでは、今でもこの番組を見ることができるようです。
 第2位は、「世界大学ランキングとフランス」(2008年8月23日)。いわゆる「上海ランキング」では、フランスの大学の成績が振るわないこと、それに対する国内の反応などを紹介したものです。大学ランキングは日本でも大変関心が高いこともあってか、多くのアクセスを頂きました。日本でもフランスでも、個別大学のこの種のランキングに対するスタンスは様々でしょうが、その後関係のできたシアンスポ(パリ政治学院)では、学長自身がランクを上げることを公然と掲げ、ダイナミックな改革を展開しているようです。関連して、「ヨーロッパ大学ランキング」(2008年11月29日)にも多くの閲覧をいただきました。
 そして、第1位は、「子どもの名前ランキング」(2008年9月20日)でした。フランスでも日本と同様、その年に生れた子どもに付けられた人気の名前のランキングが毎年発表されていること、やはり日本と同様、流行の名前というものがあること、しかし、フランスでは古典的な名前も割と上位にいたり、リバイバルしたりすることがある点が日本と違うことといった内容でした。検索ワードを見ると、専ら女の子の名前に関心が持たれているようですね。日本では、今や男の子よりも女の子が欲しいという親(特に母親)が多いそうなので、それと関係するのでしょうか。
 ところで、上位3件からかなり離されての4位は、「フランス語のスペルチェックをするには?」(2009年1月17日)で、同じ問題を抱えた方々が多かったのでしょうか。また、フランス語関連では、「フランス語マスター法――エシャンジュ体験記(下)」(2008年2月23日)も比較的アクセスが多かった回です。こちらが途中から忙しくなったこともあり、エシャンジュはその後あまりしなくなったのですが、それでも1人とは交流が続いています。
 最後に、本業の憲法関係では、残念ながら人気記事はあまりなかったのですが、「50歳を迎えた第五共和制憲法」(2008年10月12日)、「憲法改正上下両院合同会議(コングレ)傍聴記」(2008年7月26日)の2件が比較的多くの方に見ていただいたようです。2008年7月23日の憲法大改正ですが、その後1年以上たって、施行のための法律も少しずつ整備されてきました。他方で、目玉の一つである違憲審査制の改革など、まだあまり進展していないものもあり、完全施行まではまだしばらくかかりそうです。
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