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パリの中の日本

 今週は、約半年ぶりにモンマルトルの枝魯枝魯(Guilo Guilo, 8 rue garreau 75018)に行ってきました。昨春に京都からパリに移転オープンしてから3度目くらいですが、今回はリールでお世話になった先生が和食が食べたいというので、最近身重な妻と3人で行ってきました。料理の内容は「くずし懐石」と銘打たれた通りの内容で、京都時代と同様の路線かと思います。45ユーロのおまかせコースのみ(夜遅くには軽いコースもあるよう)で、これも京都時代と同じです。もっとも、京都のときは3000円くらいだったので、お値段の方はちょっと高級になっていますが、パリではもともと外食が高いことと、他のちょっといい和食店ははるかに高いので、良心的なのだと思います。司法修習時代からたまに通っているということで、シェフにも顔を覚えてもらいましたが、お話によるとこちらでも引っ張りだこのようです。前回一緒に行ったRobpapaさんの超まめなブログには、お料理のきれいな写真が多数掲載されています。
 ということで今回は、普段使っている日本関係のお店などを紹介したいと思います。日本関係のお店などが集中しているのはオペラ座近くのサン・タンヌ通り周辺です。偶然にも今住んでいるアパルトマンはそのエリアから徒歩圏内にあるので、何かと便利です。こちらでよく利用するのは、日本でもおなじみのブックオフです。意外と専門書のようなものも置いてあるのですが、やはり回転は遅いようなので、ブックオフ独自のシステムのおかげで意外なものが2ユーロで手に入ったりします。なお、日本の皆さんが行かれる店(写真奥)はもっぱら日本の本やCD等を置いているのですが、斜め向かいにフランス人向けの店(写真手前)もあり、こちらでもたまに買い物をします。書店では、少しはなれたところにジュンク堂もあり、こちらは小規模とはいえさすがジュンク堂という感じで、専門書も結構ありますが、いかんせん価格が高い(日本の3倍くらい)ので、これまで2,3冊しか購入したことはありません。

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 サン・タンヌ通り周辺には、日本食材専門店や韓国・日本食材店が数店舗あるほか、和食店も、ラーメンなどB級グルメから、コース100ユーロという本格店まで沢山あります。その中でも何度か行っているのが、Chez Miki(5 rue de Louvois 75002 )というところです。http://www.hayakoo.com/chez_miki/ 
  こちらは、日本で言う洋食屋で、小さなお店ですが、なかなか美味しいと思います(夜は定食がないので、お値段もそれなりになりますが)。さらにそれから、この通りでもっともお世話になっているのが、十時やという弁当(+日本食材)店で、から揚げ弁当やら照り焼き弁当やらのお弁当が買える貴重なところです。弁当は9ユーロ前後(写真はもっともコストパフォーマンスの良いと思われるミックスフライ弁当9.5ユーロ)で日本の感覚からは若干お高めですが、原則として年中無休で、開店時間も長いので便利です。ただ、メニューが全く変わらないので、時々変更してくれるとさらに有り難いところです。
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 オペラ=サン・タンヌ地区からは離れますが、セーヌ左岸のほとり、エッフェル塔のたもとというすばらしい立地にあるのが日本文化会館(http://www.jpf.go.jp/mcjp/)です。予算が限られる中、展覧会その他各種文化行事を精力的に展開されているようですが、残念ながらまだ参加したことはなく、利用するのは専ら図書室で、日本に関する和英仏の書籍が揃っています。日本文化の紹介が目的ということで、人文系が中心ですが、法律書も和欧それぞれ本棚2,3本分位は置かれています。パリには他に日本の法律書がまとまって置かれているところはほとんどないので、大変有り難い存在です。法律関係の雑誌では、唯一ジュリストがあります。まあ一つだけといえば確かにこのタイトルなのでしょうか。開館時間が大変短く、長期休暇が長いのが玉に瑕です。
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